一匹狼 ナリタタイシン 孤高のウマ娘<br>彼女は馴れ合いを好まない 今日も一人黙々と<br>トレーニングに励んでいる とそこに<br>『…タイシンってさ』とネイチャが話しかけてきた。<br>『狼っていうより猫じゃない?』「ネコ?」<br>『そ』と腰をかけタイシンを薄眼で見ながらつぶやくネイチャ。<br>『馴れ合いは嫌い 構われるのも嫌い』<br>『……それでも彼女にみんな惹かれてる。<br>ハヤヒデもチケットも…そしてあんたもね』<br>ネイチャはこちらを軽く睨めつけた後言葉を続けた。<br>『だから猫、他人に媚びずかまけず研鑽を怠らない、気高いネコ』<br>『オオカミ っていうならウィンディの方がよっぽどオオカミだわ』<br>ま、あいつもオオカミっていうよりは子犬だけどね。と微笑むネイチャ。<br>自分の好きな猫に例えるあたりネイチャもタイシンの事が好きなんだな、<br>そういえば風邪をひいた時にクリークが<br>お世話させてもらったって言ってたな。<br>夏合宿の時はライスやウララ、タンホイザたちも一緒に<br>タイシンとトレーニングしたがってたな。<br>ハヤヒデやチケットだけじゃなく<br>みんなタイシンが好きなんだな。<br><br>「でもネイチャ 一つだけ訂正させてくれ」<br>ネイチャの瞳をまっすぐ見据えながら言葉を紡ぐ。<br>「惹かれてるのはネイチャ 今も昔も君一人だけだ」<br>頬を赤らめ瞳をうるますネイチャ。<br>震える肩をそっと抱き寄せ…<br>『お姉ちゃんみーつけた!』カレン!?<br>『……お姉さま』『……トレーナーちゃん』ライスとマヤノまで!?<br>声とは裏腹に3人の瞳には修羅が宿っていた。<br>『……トレーナー』いや…正確には4人か…。<br><br>その時ふと閃いた!この絶望的な状況を打破するアイディアが<br>ナリタタイシンとのトレーニングに生かせるかもしれない!<br><br><br><br>が、閃かない!!<br>ナリタタイシンの成長にはつながらない!!<br>乗り換え上手を失った!!<br>肋骨を2本失った!!!<br>いいねが2回押された!!!!<br><br><br><br><br>ジリリリリ…はっ夢か。<br>(動画の最後に続く)<br>