第14回ボカロクラシカ音楽祭エントリー作品です。
選択テーマは「未完の曲」と「あれじゃない方」です。
モーツァルトのレクイエム ニ短調 K.626は、モーツァルト自身が未完に終わり、残りはジュースマイヤーによって完成されたことはよく知られていますが、今回のは一般的によく演奏されるあれ(ジュースマイヤー版)じゃない方のモーンダー版です。
第8曲「涙の日(Lacrimosa)」は、最初の8小節間のみがモーツァルト自身による作で、9小節目以降はジュースマイヤーによる補筆ですが、今回のはジュースマイヤーが補筆した9小節目以降を全てカットし、リチャード・モーンダーが補筆し直したものです。
一番の特徴は、ジュースマイヤー版では、最後の「アーメン」が2小節間だけで終わっているのに対し、モーンダー版では79小節間のフーガになっているところです。1961年、ベルリン国立図書館でヴォルフガング・プラートによってモーツァルト自筆の16小節間のスケッチが発見され、モーンダーはそのスケッチをもとに残りの小節を補筆します。補筆の際、「自動オルガンのための幻想曲」K.608を参考にしています。
また、9小節目からアーメンフーガに入るまでの部分は、入祭唱の「Te decet Hymnus Deus in Sion」のメロディを転調して繋ぎに使用しています。
モーツァルト
レクイエム ニ短調 K.626(モーンダー版)より
涙の日(Lacrimosa)
ソプラノ:初音ミク
アルト:MEIKO
テノール:鏡音レン
バス:KAITO
動画:柏山P
モデル:YYB式初音ミクNT(YYB)
背景画像:Novel AI
ポーズ:みんみ
(敬称略)
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