目を覚ませば
あなたの顔が渦巻いた
思い返す全ての景色は
君のものだ
さよならもないまま
僕に背影を落とすから
頬を揺らした涙が
雪を融かしている
耳をすませば
花の声が聞こえた
そうだ僕ら
春をずっと待っていたんだ
待っていたんだ
煤けては
着古す思い出全てを今すぐに
吹き飛ばしてゆけ
光る風よ咲いて
眩んだ視界には
いつかの暖かさ苛立たせるんだよ
息を繰り返せど
こんなんじゃ死んでるのと変わらないや
笑い合っていたこと
忘れ方もわからないまま
埃被ったアルバムを
ただ哀しみに注いだ
どうでもいいんだよな
このまま冷えてゆくことだって
前を向けば夕陽が
燈を落としていた
目を閉じれば
あなたが笑っていたから
笑えない日々の中に一つ
笑みの花を咲かしてみたよ
言葉にはできない思いが
君に融けたこと今でも
春夕や銀燈途絶ふみすみざき
全てが通り過ぎた跡地で考える
あぁそんな日があったことや
2人だけの駅とか懐かしいや
ただつまらない世界の中
君だけが光だったこと今でも
暮れゆく陽の中に
足が止まり動けない僕が居るんだ
もうあと一度だけやり直せるのなら
どんな道を選ぼう
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