人生初の初投稿です。<br>シーン同士のつなぎ難しい…難しくない?<br><br>私が今投稿できているのは虹。兄貴がタモシキを作ってくれたおかげです。<br> NIJI IS GOD<br><br>使用楽曲:ほのぼの神社(原曲) 幻想の狼と、旅のお供 ソロピアノ神社<br><br>次⇒今はいないです<br><br><br><br>僕は自分のことを「なでられる」よりも「なでる」方が向いていると思っていた。<br>"その日までは"<br><br>あれはタモシキを訪れてまだ間もない頃だった。<br>その日、僕は先日ゲームワールドでフレンドになった人と初めて撫であうことになった。<br>露出が多いわけでもない、清楚でかわいい人だった。<br>撫であいは親愛と癒しを表す、ここタモシキでは自然にありふれたの行為だ。<br>お互い相手の顔に手を触れ、撫であい始める。<br>しかし、すぐに彼女のソレは僕の予想していたものとまったく違う、と思い知ることになる。<br>的確な表情操作、どこか煽情的な撫で方…彼女の技術に翻弄された僕はしだいに身体から力が抜けていく。<br>ついには腕が上がらなくなり、重力に従って垂れるのみ。<br>もちろん彼女に撫でる手を止める理由はない、ただ僕はされるがままになるしかなかった。<br>ぼーっと彼女の顔を見ることしかできない僕は、薄く開いた口に小さくも鋭い牙があることに気が付いた。<br>そして彼女の瞳にハートが浮かんだとき、「わたしはただ食べられる存在なんだ」と理解した。<br>彼女の顔が徐々に近づいてくる…今思えばあれは逃げる猶予を与える彼女の慈悲だったのだろう。<br>しかし、これから起こることを理解しながらも、わたしの身体は親指一本動かせない。動かない。<br>ただただ身体は原因不明のふるえを返すだけだ。<br>そのまま彼女の顔が近づいて、視界を完全に覆い…<br><br>…彼女が離れたあと、わたしはどうしたか記憶が曖昧だ。<br>激しく動揺したわたしは所在なさげにそのあたりをウロウロした後、逃げるようにVRChatを去ったことだけは覚えている。<br><br>皆さんも気をつけてください。<br>真に恐ろしい淫魔は、淫魔の姿をしていてくれるほど親切ではないのだから。<br><br>※その人とは今も仲良くフレンドやってるので安心してください。<br>