夏。暑さには耐えかねるけれども、結局待ち望んでしまう季節。街ゆく人々の表情も、どこか他の季節とは違う明るさがあるように思います。それでもやはり、陽の当たらない場所で、蟠りを抱えながらなんとかその日を乗り切ろうとしている人々もいます。私もその1人ではないかと思うのです。次の夏には、私の覚悟も決まっているのでしょうか。
illustration: おたひ 様(piapro ID: otahi)
青に爆ぜる
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息を呑んだ 澄んだ緑は
まだ遠くで 静かに揺れる
人を信じ 疲れた僕の
ズレた鼓動 影に飲まれてく
つまらなかった 箱を飛び出し
勇足で 口笛を吹く
海を見たいと 馬鹿を装う
色褪せない 孤独な旅路を
描き上げろ この手で
天泳ぎ仰いで 雲に濡れた
高架下で零れた 消えゆく夏の沫
讃美歌片手に 重ねた指
大袈裟な夢は 確かに青に咲いた
始まりは微かな 雨の匂い
薄らいだ夜空に 透明な明日の息吹
感傷に浸る 余裕もなく
素晴らしい世界に そっと別れを
天泳ぎ仰いで 雲に濡れた
高架下で溢れた 消えゆく僕の灯
讃美歌片手に 重ねた指
大袈裟な夢は 確かに青に爆ぜた
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Logic pro×Synthesizer V による25作目の自作曲。
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