『おはようござ…藤田さんにケモミミが生えてる』
「…!」
「あう〜〜〜っ♡(Pが来たので喜んでいるらしい)」
『なっ…!?』
「わふっ♡ わふっ♡」
『ちょっ、藤田さんいきなり何を…!』
『(ん、このケモミミ…作り物じゃあないのか。まさか藤田さん、理由は分からないが犬化してしまったのか…!?)』
「ふん、ふんっ♡」
『めっちゃ匂い嗅いでる…。あ、あの藤田さん? 良い子だからとりあえず離れましょうか…?』
「うぅ〜〜〜〜っ!」
『凄く嫌そうだ…』
「あう、あう!」
『な…何ですか? もしかして、ソファの方に来てほしいと?』
「わんっ♡」
『(言葉は通じるようだ…)』
『事の顛末が分からなさすぎる…。一旦言う事を聞くようにしよう』
『藤田さん…その。俺の上から降りてもらえたり、しますかね?』
「がうっ!」
『…嫌、なんですね』
「くぅ〜〜ん♡」
『(さっきから尻尾振りが止まらない…。どういう仕組みになってるんだ?)』
「わうっ♡」
『!?』
「ぺろっ、ぺろぺろっ♡ じゅるっ♡」
『ん、わぷっ…! 藤田さん顔舐めるのは…うわっメガネ床に落ちた!』
「んむっ♡ んむ〜〜〜〜っ♡♡」
『…!』
「ぷふぅ…へっ♡ へっ♡」
『(マズい…精神が犬とは言え、完全に藤田さんのペースだ…。このままだと何されるか分かったもんじゃない…!)』
『一旦落ち着こう…ちょっ、藤田さんすみませんメガネだけ拾わせて下さい…!』
「あう?」
『身体の上から降りる気配すらない…。仕方ない、腕を伸ばして…この辺か?』
『ん…何か硬いの当たったぞ。これだな…!』
《顔の前でPが手を開くと、いつの間にか窓から侵入したらしいセミの死骸があった…》
『うおっセミ!?』
「うぎゃあっキッショ!!」
「…あ」
『…。藤田さん?』
「え、えーと…。わん、わん♡」
『そのケモミミと尻尾をどうしたかはさておき、少なくとも今までのは意図的にやってたようですね』
「あ、あはは…」
『見事な演技と胆力でした。せっかくなので、もっと犬の気分を味わってもらいましょうか。そこに四つん這いになるように』
「み、見逃してほしいわん…♡」
「へっ…♡ へっ…♡ あたま、こわれりゅぅ…♡」
『ふぅ…。犬だけでなくネコの才能もあるとは、さすが藤田さんだ』