おかえりニコニコ。
「デッドアットレイトサマー」
夕暮れの朱に染まる街の景色
期待と不安に包まれた夜が帷を下す
右も左もすべてを知ったフリして
瞬きする間に過ぎて行く夏を心に刻む
人混みに飲まれ見失った明日を
必死で掻き分けて探し続けていた
やっと見つけたずっと探した君の手を掴まえた
その瞬間にこの世界が輝き出した気がした
パーっと咲いたあの花火が
散り際に夏の終わりを告げる
心に隠した気持ちばかり
今更どうして溢れ出てくる
ずーっと変わらないことだけ
憧れと名付けた夢の形
届かないと知ったフリをして
何一つ諦めてない僕がいた
寄せては返す波にさらわれてゆく
こんな近くにいるはずなのに遠ざかる君の影
一つ拾えれば 一つはこぼれ落ち
すべてを手に入れることはできない事を知る
それでも僕らは他人(ひと)を何かで計り
優劣を決めては正義を振りかざす
そこに何の意味があるのかもわからずに
自分の心の中さえも誰かに裁かれてないか?
ずーっと前から好きだった
気持ちに気付かないフリをしてた
夜空を覆い尽くす雲は自分に重ねた嘘の数さ
移り変わる季節の中で 変わらない気持ちを叫んでいた
祭りの後の寂しさを知り
本当の気持ちだけを抱きしめてた
パーっと咲いたあの花火が
散り際に夏の終わりを告げる
心に隠した気持ちばかり 今更どうして溢れ出てくる
ずーっと変わらないことだけ
憧れと名付けた夢の形
届かないことは分かっていて
僕たちはどこまで手を伸ばし
届かぬはずのこの想いと 愚かさを抱えて走り出した
通り過ぎてく街の灯 涙で滲んだ夜に浮かぶ
抱えきれぬ気持の中で 死んでも離さないと抱きしめた
流れる時間 波のまにまに
夜空を照らす花火
打ち上げた