「ねえ、まだこっちで夏休みしようよ」花隈千冬ボーカルの季節シリーズ、最後は「夏」です。
あなたの夏休みは、どうでしたか?
夏の思い出の数々、間奏などで
コメントで記してみていただけたらうれしいです。
/// CREDITVocal - 花隈千冬
Illustration - 湊しおり
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/// Lyrics硝子越しの視界 四角い世界
家という金魚鉢から出たつもりが
教室という別の水槽に移された
それだけのことだったのだ
みんないつか亡くなるなら この教室は
待合室 いつかの棺桶 水葬待つアクアリウム
そのなかで からだじゅう 水びたしにして
はじめに沈んだの わたし
みんなは しっかりヒトだから
晴れて夢から覚めて 陸にあがれた
わたし ずっと夢をみていた
わたし ずっと夢に溺れていた
(あなたの夏休みは、どうでしたか?)
(夏休みの宿題、おわりましたか?)
みんなで泳いだ カルキの匂い
プールあとの教室の静寂が憩い
あれだけ元気なきみたちも
合わない水には弱いのだ
水揚げした魚を 干していくプールサイド
水泳着のナイロンが にぶくかがやく
海水に 淡水魚 入れたみたいだね
ここでは生きられない めだか
わたしは かばんへ手をのばす
本は誰も知らない国への扉
わたし もっと夢をみたいよ
わたし まだ人間になりたいの
(ねえ、まだこっちで夏休みしようよ)