「宇宙よりも深くどこまでも広がるそこは最果てのNadir―――」
ミクトランス第3弾です。
作詞作曲:きお
イラストはStable Diffusionで作成
歌詞
夜更けの海よりなお冥き絶望
静かに目を閉じ深淵に身投げる
極寒の漆黒に心まで凍てつき
苦痛は泡となり水面に溶けていく
荒れ狂う嵐は遥か遠くへ
星の光さえ届かぬ暗闇
押し潰された肺はいつしか
絶望を紡ぐことさえも許さず
どれほどの時が流れただろうか
時間も空間も止まった世界で
あらゆる生命はただただ揺蕩い
虚ろな瞳で此方を見つめる
無明の闇黒に全てを統べられ
形あるものは澱に重なり
宇宙よりも深くどこまでも広がる
辿り着いたそこは最果てのNadir
泥のような安寧の中 淡く浮かぶ燐光が
宇宙の星々のように儚く
一つまた一つ細々と 瞬き照らすそれは
僕を導くように揺らめく
「ここに来てなおもう一度 手を伸ばしても良いの?」
零れた想いが小さく輝く
沈まぬ水底を踏みしめ 終点(おわり)を始点(はじまり)にして
新たな星芒が今動き出す