淫夢ごっこから帰ってきたアリスに待っていたのは、ベビーのしもべと化した仲間たちだった。
アリスが淫夢ごっこをしている間に、ベビーはアリスの仲間たち…いや、キヴォトスの全人類を洗脳し、自分のしもべにしていたのだった。
淫夢ごっこで疲れたアリスに、敵意を向ける何十もの仲間たち。
受け入れがたい現実にアリスが苦悶の表情を浮かべた刹那、仲間たちがアリスの体をつかみ始める。
アリスを胴上げのように体を上へ持ち上げると、次々にそのケツに腕を挿入し始めた。
何十本もの腕がもたらす無限とも思えるほどの快楽は、アリスをオーガズムに至らせるのに時間を要さなかった。
「イキスギィィィ!!」
アリスは素早く身をよがらせるとブリッジの体制になり、天高くへと射精をした。
周辺に飛び散るその精液を見て、その光景を遠くから見つめるベビーは薄ら笑いを浮かべた。
殺傷能力を持たない射精など、ベビーにとっては愉快なものでしかなかった。
「ふん、とうとう諦めて射精を始めたか…もう貴様は用ずみだ!アリスを殺せ!」
ベビーは声高らかにしもべ達に命令をする。
しかし、命令を受けたはずのしもべは、アリスを殺すことはなかった。打って変わって静かな戦場にアリスの射精音だけが響く。
いや違う、命令を聞かないだけじゃない。
しもべ達の異常な行動に、ベビーが気づくのに時間はかからなかった。
アリスの仲間たちは、アリスの精液にまみれながらシコり始めていたのだ。
それだけじゃない。キヴォトス全体の人間が、ベビーの命令を聞かずにシコり始めている。
「まさか…この精液のせいか?」
そう、精液を地球全土に引っ掛けることこそ、アリスの作戦であったのだ。
さかのぼること12年前、アリスは修行の一環で超神水を浣腸されていた。
それによりアリスの精液は超神水と同じ成分を…仲間たちからベビーの寄生をはねのけ、正気に戻す力を手に入れていたのだ。
「そ、そんな馬鹿な…」
地球全土にアリスの精液が降り注ぎ、それによってしもべが次々と正気を取り戻していく。
そんな目の前の異様な光景にただただ立ち尽くすことしかできないベビー。
その隙を、アリスは見逃さなかった。
アリスはその華奢な体を軽やかに曲げ、股間をベビーに向けると、精液を収縮させて放った。
「10べぇイキスギィィィ!!」
一筋の精液がベビーの胸に直撃し、その体を空へと押し上げていく。
ベビーは現実を信じられぬまま太陽に押し込まれ、悲鳴を上げながら一遍の肉片も残さず消滅した。
地球は救われたのだ。
その後、アリスの精液によって太陽が妊娠し、その子がアリスブラックとして地球に君臨するのだが、それはまた別の話である。
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