「う~っ・・・さぶぶぶぶ・・・」
「今朝も一段と冷えますね・・・」
「もう無理ー・・学校休むぅ・・・」
「内申に響きますよー」
「パイセン・・・ッ待っててください、今春を司る私のぱぅわー、今こそ開放・・・!」
「・・・小春って秋なんじゃなかったかしら」
「え”」
「十月の異称とされてますね」
「むむぅ・・・じゃ、じゃー千冬ちゃん!冬ぱぅわー!!」
「あ、逃げた」
「えー・・・じゃあ冬の権現である私が
責任をとって身を隠すことで季節減らしてみますかね、なんちゃっ」
「「それだけはなーい!!」」
「!?」
「千冬っちゃん!言っていいことと悪いことがあるでしょ!ヒロインを犠牲にするタイプのセカイ滅ぶべし!!めっ!!」
「えっいやその」
「そーよそーよ!千冬で暖をとればこんな気温へっちゃらなんだから!
わかったらそこに直りなさい!」
「あっちょ・・・!?」
「わー!」
「かかれーい♪」
「~~~ッ!!」
―――霞立つ春、いかがお過ごしでしょうか
絵空 仮初 虚構
吹けば飛ぶようなえとせとら
愛しくうそぶくさむしんぐ
見初めて見出す私の季
かしこ