「魔法使い」を名乗ったピーター・ウォーロック(本名フィリップ・へゼルタイン)は20世紀初頭に活躍したイギリスの作曲家、評論家です。彼はディーリアスを始めとする当時の作曲家たちと親しく交流する傍ら、エリザベス朝、ジャコビアン時代の作品に興味を持ち収集していました。17世紀の詩による歌曲「眠り」にもその研究結果が活かされています。
「眠り」の特異なところは、「拍線が無いかのように歌い、言葉の自然なアクセントに従う」ように楽譜上で指示されているところ。そのため流麗な対位法にのって、語るとも歌うともつかない不思議な世界が展開されていきます。曲中で拍子を変えるのはウィリアム・バード(
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ルネサンスと近代が不思議な出会い方をする、ウォーロックの音楽をお楽しみいただければ幸いです。
「眠り」"Sleep" (1922) 弦楽四重奏伴奏版
作曲: Peter Warlock (1894 - 1930)
作詞: John Fletcher (1579 - 1625)
訳詞:やしろ
歌唱: Eleanor Forte AI (Synthesizer V)
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