SFタイムループアクションアニメ「新たなセカイのはじめかた」
第一話「再創」あらすじ
緋川待夢(ひかわ たいむ)と黒鉄時雨(くろがね しぐれ)は幼馴染だ。
直情的でせっかちな待夢と優しくおっとりした時雨は、正反対な性格でありながら不思議と波長が合う。幼少期から時雨と共に長い時間を過ごしていた待夢は密かな好意を時雨に抱きつつも、しかし関係を今以上に深められない日々が続いていた。
そんなある日、時雨が彼女の両親の結婚記念日に贈るプレゼント選びに付き合わされる待夢。他愛もない話をしながら交差点を渡ろうとした矢先、時雨が信号無視をした車に轢かれ、待夢の眼の前で命を落としてしまう。
現実味の無い内に時雨の葬式が終わり、心に穴が空いたような待夢。虚ろな瞳でただ望むことは「あの瞬間に戻って時雨を救えたら」だけだった。
失意の内に二週間が経った頃、俯きながら歩く待夢の前に一匹の黒猫が現れる。驚くことにその黒猫は人語を話し、自らを時の神クロノスの遣いと称し、名をスクルドと語った。更にスクルドが言うには、待夢は時の神に選ばれた存在であり、彼が望みさえすれば時を操る能力を授けられるという。時雨を救いたい待夢には断る理由などなかった。
しかし待夢の承諾を遮るようにスクルドが言う。
「でもね、条件と代償があるの。まず、時を操る能力を持っていることは誰にも知られてはいけないの。そして、誰かの運命を変えることで生まれる大きな歪みが世界を壊す可能性があるの。それでもキミは力が欲しいの?」
「構うものか。時雨を助けられるなら何でもやるさ」
大した決意なの……と呟いたスクルドは待夢に懐中時計を渡した。曰く、これに待夢が願えば時を巻き戻すことができるらしい。
早速時計に願った待夢を光が包み、気づけばプレゼント選びの日に戻っていた。
幼馴染の顔を見るなり泣きそうになっている待夢と、それを気味悪がる時雨。望んだ「日常」が戻ってきた。
件の交差点に差しかかる時、待夢は時雨を引き止めた。信号無視の車が過ぎ去り、危ないなぁと怒る時雨。これで運命が変わる……そう思った刹那、時が止まった。
待夢以外の全てが静止した中、突如として次元が裂け、翼の生えた三人の女性が現れた。長髪で片目を隠し感情が窺えないクロト、眼鏡を掛けた厳格な面持ちのラケシス、巨大な鎌を携えたアトロポス。彼女らは自らを運命の三女神モイライと名乗った。
「この少女はここで散る定め。人の子如きが運命の糸を紡ぐことなど許されません」クロトはそう告げるや否や、風貌に違わぬ冷徹さで剣を時雨の胸に突き刺した。
三女神が消え、再び動き出した時の中で崩れ落ちる時雨。紅に塗れる彼女を抱きかかえながら、待夢は再び懐中時計に願うのであった。
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一部の曲のオフボ置き場→
https://piapro.jp/st_slボカロ系自作曲とカバーのマイリス→
https://www.nicovideo.jp/mylist/75943002歌ってみた曲のマイリス→
https://www.nicovideo.jp/mylist/76821091X(twitter)→
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