鳥籠の中でさ。
初self coverです。
歌愛ユキver. →
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誰よりも優れて居ればな———
渇いた金切り声。
恥の無い人間になれればな———
稚拙か。
通知表(あゆみ)の端に沿った、上部だけの綴りの方が認めてくれている。
そんな気がした。
私は飛び方も忘れた鳥さ。
鉄格子の中で今日も息をしている。
歪な程の愛情に張り付いてる免罪符。
期待の目や、日々想う声。 全てが痛かった。
殺してしまえよ、自我を。
この際、全部、全部、全部。
鸚鵡として似つかわしい鳥籠の中でさ。
鳥籠の中でさ。
嗚呼。
幸福の添削、ペケの連発。 心の変格活用。
導かれた人生の方程式=理想−現実÷2。
涙のインクで満ちたこのペンで綴ったとしても。
滲んでぼやけて、何もかも分からないな。
背伸びしてつま先が痛み。
下げかけた踵に鞭を打って。
羨望の感情は潰してさ、蚊帳の外へ投げ捨てた。
この羽はさ、渇きささくれてしまった。
鉄格子の外を今日も眺めている。
息衝く程に愛憎が食い付いて離れないな。
月並みで在るが儘を、愛して欲しかった。
返してしまおう全て。
不平、理不尽、不条理。
錆び付いてる、鳥籠の檻を壊して。
今過去を捨て去って、飛び去ってしまおうか。
虚飾の様な、無垢な日々を呪い殺して。
生まれ変わった世界では、不自由とは程遠い荒野の空を美しく、羽ばたけるのだろうか。