wndr/ルウル こちぇ
詞曲絵:早瀬かるる
歌:ルウル、こちぇ
世界は終わらない星で
くだらない街明かりは
鯨みたいに鳴くらしい
思い付きで浮かんだ 僕らは
ロッカー裏の隠れる気のない猫と
言葉にもなれないような
足跡では物語はないらしい
あー、なんだか。
誰も興味ないエンド ゆらりと落下して
飛びっきりの靴で 宙へ描いた
身軽さを詰めて 嵩張ったリュックサックで
そっと火を付けて
軽薄で計画的
くしゃくしゃになるメモ
透明を背いて 分からないよ
あの送電線を抜け
遠くへ 遠くへ
夜風が一瞬 触れた
ポップコーンカップを被っておどけた
小惑星が向かうって
僕たちも守る羽毛も全てを
消してしまえば良いね
冷たい瓶が透けた夜には
臆病が照らすから
つまらないってゆらゆら
フィルムに映す
遠く遠く
見上げた空に星
悪党だって明かりを探すでしょ
震える ゆるやかに
遠く遠く
溶けて消えるレモンのキャンディ
モノクロの街を眺める羽根
春までピストルを模すフィルター
最後に踏むアクセルは
屈託のない笑みで
報われるエンドロールが待つから
給水塔の上でおどけて
ファントムを気取って舞った
レコードなら擦り切れるくらいに
傷跡をなぞるように
目に映る全てが
届く訳ではないってこと
浮かんだ体躯はオオカミみたいに
遠く遠く
明けてく前の月 点滅のない踏切
こんな澄んだ未来
手遅れにしてしまえば良いのに
夜空とよく似ている
溶けかけたアイスは
食べられなくもない味で
弾けたガムで次の惑星へ行こう
僕らが僕らでいられる場所まで
いたずらに息は遠く遠く
世界は終わらない星で
夜風が頬を柔らかく撫でる