ゼンマイ仕掛けの脚で歩けりゃ
いつも そうだ
赤信号 変わる間際
白いボーダーに 踏み出すのに
糊の効いた学ラン 軽い脚でペダルを漕ぎ
春の息吹 佇む僕の髪を揺らす
吹く風の行方を
どことも知らず進んでみた
ねじを巻かなくとも
ふわりふうわり歩いて往こう
過ぎ去った台風はすでに彼方へ
きっと そうだ
赤信号 変わる刹那
彼我の歩数は決まってたんだろう
苦悩すら追いつかん(ない)怠惰
良かった時代(とき)に縋った今
昨日までの愚生のハイライト
懺悔の声満ちた脳内
忙殺されてる日々
抜け出すためただ情熱を
切り捨てろ安牌、積み上げろ惨敗
砂時計の残りに乾杯
旅立つ季節はただ 自由だったなって
温帯低気圧になった かかと鳴らした
吹く風の行方を
どことも知らず進んでみた
ねじを巻かなくとも
ふわりふわり歩いて往こう
心の向くまま しがらみを捨てて
ふわりふうわり歩いて往こう