羽軸と申します。1作目です。よろしくお願いします。
歌詞:
いつもの屋上、差した茜色
木枯らしを巻き付けたアンシェヌマン
コンクリートなぞったつま先と融けた
摩擦熱と依怙地な孤立の音
チャイムの残響は遠く沈んだ
まるでこの世界僕ら二人だけ
あるいは最早つまはじかれたのか
微かな鼻歌だけが確かだ
何の役にも立てやしないのだと
これでは醜いアヒルの子
なんて君は軽やかに笑ったのだ
最後はどうなるか知ってたから
心揺らいだままに踊り給え
気にしないで君だけの答えを抱いて
漂う潮風にさび付いた他人の物差しなど必要ない
君はアレグロ 気にしない、さあ踊ろう
人生踊ったもん勝ちじゃなかったか
ただ酔う孤独の世界の中で
つま先でつついた僕の行く末
君がここから飛んでもう幾年
最期に煌めいたのは純白の
羽を広げた先には茜色
ロイスはとうとう一人きり
何か言われたって素知らぬ顔してたくせに
何かになりたいって焦っていたくせに
それをひた隠していつも笑っていたくせに
君が死ぬ理由など、なかったじゃないか
心揺らいだままに狂い給え
気にしていた君だけの悩みを抱いて
漂う憂鬱にさび付いた万年筆では表せない
僕はアダージョなぞった君の足跡
人生踊ったもん勝ちじゃなかったか
彷徨う孤独の世界の中で
つま先に触れた涙の跡
次第に沈んでいく夕陽を
浜から茫然と眺めてた
瞑色に溶けた髪飾りは
まるでかつての光る日々の残骸
潮騒が弾け飛んだ先で
微かに見えた君の笑顔を
波間に映るは、嗚呼、かつての面影
引いたその白い手は潮の香りだ
心震えたままに踊り給え
君だけしか見えない答えを抱いて
漂う潮風にさび付いた僕の感傷など必要ない
僕らパドドゥ気にしない、さあ踊ろう
人生踊ったもん勝ちじゃなかったか
踊ろう 狂ったよう救いがないほど
朝鐘が告げるその時まで