かのせなさん、れぷさんが夏合宿から帰還した。<br>合宿、それはプロダクション主体のレッスンギチギチ、弱音は許されない汗と努力と根性と!<br> …なんて暑苦しいのとは程遠く、内容は二泊三日のお泊り会である。<br><br> ジュニアちゃんたちの親睦、そして夏の思い出作りになればと会長(かのせなさん祖母)が<br>発案したという。そんなゆるい集まりなので、今回はれぷさんもお呼ばれとなった。<br> <br> お土産のカステラをつまみながら、かのれぷ夏のメモリーに耳を傾ける。<br>お泊りならではのジュニアちゃんたちの意外な一面が見られたこと、れぷさんが割とお姉さん<br>していたこと、普段のはっちゃけどこへやら、晩御飯の支度をてきぱきこなすかのせなさんに<br>一同びっくりしていたこと。<br><br> 中でも印象的だったのは、レッスンで披露したかのれぷの新演舞、その反応だったとか。<br>この日のため練習を重ねたそれは、内容とは少し違ったところで盛り上がった。 <br> <br> 楽曲が「二人の女の子がとある男子を取り合う(ただし二人とも片思い)」という内容で、<br>自己アピールのため相手を押しのける振り付けがあるのだが、かのれぷが入れ込み過ぎたか、<br>ジュニアちゃんたちがピュアだったか、<br><br>「あんなに仲の良かった二人が喧嘩を!?」<br>「げに恐ろしきは恋心。おなごの友情とはかくも脆いものか」<br>「ついに社長は捨てられたか。や、この方が健全なんだけども」<br>「やっぱりオトコなんていなくなっちゃえばいいんだ…」<br><br> などと大混乱。一部なんか怖いのもいたがまぁうん。<br> <br> そんな可愛らしい早とちりを誘発した抜群のコンビネーション。是非とも記録せねばなるまい。<br> というわけで再演をお願いした。なんか気づいたら社長も着いてきた。<br><br>「今回は私もあらぬ誤解を受けたので」<br><br> なるほど大変ですね。それはそうと白黒ワンピお揃いかわいいですね。社長の趣味か。<br><br><br> …どうでもいい後日談。<br> 演舞後、一部ラボメンが何やら勘違いを。<br><br>「二人に慕われるなんて、俺はどっちを選べばいいんだ」<br>「気づかなかった…まさかこの俺がラブコメ鈍感主人公なムーブを」<br>「ようやく時代が俺に追いついたか」<br><br> ジュニアちゃんの誤解は微笑ましいが、君たちの勘違いは可愛くない。<br>下手するとおかしな暴走に繋がりかねないので、きっちりかのれぷの口から否定してもらって<br>釘を刺しておいた。めでたし。<br>