涙に関しての幾つかのこと<br><br>歌唱:音楽的同位体 星界( <a href="https://musical-isotope.kamitsubaki.jp/product/sekai/" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://musical-isotope.kamitsubaki.jp/product/sekai/</a> )<br>制作:雨森文庫( <a href="https://x.com/AmeBunko" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://x.com/AmeBunko</a> )<br>オケ:<a href="https://x.gd/sYCy5" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://x.gd/sYCy5</a><br><br>理由なく君が流すのは、約束された結論故の涙<br>大義名分を得たからだろうか 着飾ることに躊躇いはなかった<br>正解をいまだ探してる たかが数本の指先で生まれる<br>ワンクールで語られる人生や、五分程度で聞き流されるフィロソフィー<br><br>大衆は今日も詰め込んだ、空模様と占いの結果だけ<br>自問自答は夜に済ませてる 何者であるか見失わないように<br>鈍色の息を吐いて、曖昧な比喩にまで無感情に笑う<br>明日には忘れている金言をまっさらな脳に焼き付けていく<br><br>重い荷物を背負わされたまま 手放しゃ良いと他人事ばかり<br>眺めの良い客席から罵声と金は同等ですらない<br>「過去は過去だ、未来に生きろ」言いっ放しで気分は良いか?<br>お前らが望んだ姿に 選択肢はなかったことを<br><br>こぼれ落ちた一滴の涙には、所詮一滴分の価値しかない<br>彼が歩いた道のりこそが 海にまさる価値を生み出してくだけ<br>でも誰もが必要以上に騒ぎ立て、存在しないドラマを作ってく<br>自分の痛みにリンクさせるように、その涙を小さな海と呼び始める<br><br>誰にも見向きもされないのだから一人きりで泣く意味なんてない<br>どうせいつか死ぬからって愛や金を捨てるやつなどいない<br>理由など一つもいらない 勝手にタグ付けされるものだ<br>泣きたいときに泣ける幸せを遂には強要されている<br><br>僕らは孤独の集合体 他人との距離を測りかねてる<br>手頃な価値観を共有し、でも明日には忘れる感動ポルノ<br>「信用信頼に値する」「心が綺麗である証拠だ」<br>見えなかった幕間の裏側で、欠伸していただけかもしれない<br><br>こぼれ落ちた一滴の涙には、所詮一滴分の価値しかない<br>彼が歩いた道のりこそが海にまさる価値を生み出してくだけ<br>でも誰もが必要以上に騒ぎ立て、存在しないドラマを作ってく<br>自分の痛みにリンクさせるように、その涙を小さな海と呼び始める<br>