誰も手を取っちゃくれないな<br><br>作詞・作曲:東紀州<br>歌:小夜/SAYO(VOICEVOX)<br>イラスト:ゆのすけ( <a href="https://x.com/yunosukeX" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://x.com/yunosukeX</a> )<br>Special Thanks:カブノヒト 黒い森<br>(敬称略)<br><br>=================<br>帰宅列車が出迎える いつもの下り 鈍足列車<br>するりと プラットホームで荷を吐き 乗り込み始める乗客の <br>イモムシのように くねくねと 身体が踊る おんぼろ列車<br>追い風の慣性に 対抗心 燃やしながら 今日も耐える<br><br>途中駅 誰もいない 風を迎え 開く扉<br>むなしい整理券 差し伸べるも 誰も手を取っちゃくれないな<br><br>そうさ、帰宅列車がゆく、鈍行巡行鈍足難航、ゆるりと<br>進む加速 速度はまだ足りない 定期 券を見て待つの<br><br>鈍足列車はゆく、こんな列車ほんとに何で、のんびり屋<br>走り去る 国道の車たち マイペースな列車はゆく<br><br>帰宅列車は待ちわびる いつもの上り 快足電車<br>向き合った 二人の 両目の ハイビーム 落としてさ 挨拶するんだ<br>アメンボのように つるつると 足取り軽い きれいな電車<br>アーク放電 目に染みる 輝かせて 走り去るの<br><br>退避線 赤のままの 信号機は 変わらない<br>また整理券発券機が ひとりでに べっ と 舌を出す<br><br>そうさ、帰宅列車は待つ、とっくにみんな準備はできた はずなのに<br>目の前の 信号は変わらない 時計 あと少しかなと<br>鈍足列車は待つ 優等電車通過を待って 退屈な<br>発動機 君だけが正直だね 発車ベルが鳴り響く<br><br>帰宅列車は行く 鈍足だっていまさらもうさ 変わらない<br>君のこと、すこしだけにてるよね 私 おんなじ気持ちさ<br>鈍足列車でいい 快足だってそっちのほうが いいけどさ<br>私のさ 居心地いい速度で ゆくよ 思いは届くさ<br>============<br>inst:<a href="https://drive.google.com/drive/folders/1DmeUhAVYm-8GT9nw472I3Y9VLVcBXz5E?usp=sharing" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://drive.google.com/drive/folders/1DmeUhAVYm-8GT9nw472I3Y9VLVcBXz5E?usp=sharing</a>