【解析】 ヒマワリ、ビスマスの結晶、具体へ
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15:15
ヒマワリ、ビスマスの結晶、具体へ
投稿日時
2025/11/22 11:21
バージョン
ニコニコ(to i)
投稿者
ひなぎく,,・_・,,
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説明文
「超次元のダイアローグ」収録曲です。
https://www.nicovideo.jp/watch/so45515655
*歌詞は入りきらないので途中まで。全文はこちら↓
https://note.com/hinaggik/n/nc3196152566e?app_launch=false#d2625788-3c38-4148-9095-1e264d4136e7
液体の詰まった袋たち
細胞のように、それが詰まった空間
そのように私たちは存在していた
私はそのひとつだった
赤い液体が流れ出してくる
膜を包む液に、インクを溶かしたように
赤い筋がほころんでいく
遠くで袋の一つが割れたんだ
それを数え、毎日を過ごしていた
袋の私は、上下、前後、左右、どこをとっても
他の袋に押されている
まるで細胞のように
それぞれが押された分、潰れている
私たちは、どこまでも薄い赤い液体に
周りを満たされている
どこかから流れる赤いインクを、すこしだけ
時々それが濃くなるから
きっとそうなんだ
★
色が見えなくなることで
夜が近づいてるのがわかる
——自分が袋ごと上がってった
周りの袋を押し除けて
押し出されるように
泡のように、白玉のように
袋の「他人」は、中に黒い影がぼんやりとある
声は聞こえない、話し合いもしない
ただ黙って、道を譲ってくれる
流れを譲ってくれる
嫉妬でも、するんだろうか——
管の中を通っているのがわかった
全くそれが見えないのに
自分の袋がそれに合わせて歪んでいたから
私を送る管が蠕動していた
毎秒歪んでいく私の袋
私は排泄されようとしていた
——そう思った
★
移動するたび
じゅくじゅくとした音が聞こえる
周りはいつの間にか真っ暗になっていた
目が慣れてくると
遠くまで見えるようになった
ヒマワリの種が並んでいた
静かな岩のような
おおきなヒマワリの種
あの黄金比の曲線のように
いくつもの螺旋を間に
織り込んだような風景
どこまでも続くヒマワリの種
水平線だけが白んでいた
ヒマワリの種の輪郭に合わせて
水平線が白く波を描いていた
空には星が散らばっていた
ガラス窓に霧吹きを
吹きかけたように
(…)
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