【第十六回ボカロクラシカ音楽祭】参加作品
曲名: 歌劇 ダイドー(ディド)とアエネアス 第一幕
作曲者: ヘンリー・パーセル
作詞者: ネイハム・テイト
参加部門:再演部門
テーマ: 初演が
1695年と言われており、テーマの「16」にも合致
【作品紹介】
2016年に一度アップした作品(
sm30096035)を、キャラクター・訳詞・映像・音声
すべてを新たにして再演 しました。
きっかけは、
「
このオペラ、17世紀にイギリスの女学校で上演された記録があるのに、どうして現代では男声を要求
する編成が“常識”になっているのだろう?」という素朴な疑問でした。
台本が残されている英国チェルシーの女学校にヒントを得て、今回の舞台は現代日本の女子高に移し、
合唱はすべて女声合唱、楽器編成も 学校にある楽器へ置き換えて再構成しています。
(例:クラリネット、コントラバス、リードオルガン、クラシックギターなど)
「
学校でもオペラはできる」
という、ごく当たり前だけど見落とされがちな視点から作った
“電脳紙芝居” です。
【制作のポイント】
・ヘンリー・パーセル没後 330年 のメモリアルイヤーにあわせて制作
・登場キャラクターのデザイン、訳詞の調整、ストーリーボードに AI を使い倒す
・アニメ調の挿絵と字幕で、オペラを知らない方でも楽しめる構成
・原作の音楽の対話劇(レチタティーヴォ)も、元の意味を損なわない範囲で現代高校文化祭の
文脈 に翻案
【こんな方に】
・オペラを観たことがないけど興味はある
・合唱・吹奏楽・軽音など “学校文化” が好き
・Vocaloid文化 × クラシック音楽 が刺さる
・2016年版を見ていた方(ありがとうございます!)
なお、この企画の出発点には、音楽学者・皆川達夫先生の著書を通じて初めて
『ダイドーとアエネアス』に出会った経験があります。
先生の解説がなければ、この再構成版を作ろうとは思わなかったかもしれません。
ささやかではありますが、ここに感謝を記します。