要約<br>藤原直哉氏は「21世紀はみんながリーダー」というテーマで、新世界のリーダーシップについて講演しました。彼は来年を表す一文字として「貫」を挙げ、トンネルが貫通して向こう側が見える状態を象徴していると説明しました。今年は「還」(本来の姿に戻る)であり、再来年は「旭」(強烈な朝日)になると予測しています。<br>藤原氏によれば、トンネルの向こう側は歴史の因縁が解けた世界であり、予言に基づいて行動する時代は終わります。その世界は永遠の平和、持続可能性、自然との共生、神との対話が当たり前になる世界です。この新世界は人々が長い間望んできた理想の姿に近いものになるでしょう。<br>新世界のリーダーシップは、共生型社会を作るファシリテーターの役割を担います。予言の時代が終わるため、リーダーの日々の仕事は「感謝」が中心となります。現在のリーダーは未来を作る仕事に重点を置いていますが、新世界では人々が直感を持って自立し横につながる社会になります。リーダーは人々の緊張を解き、直感力を発揮できる環境を整えることが重要です。<br>藤原氏は、新世界では悪意ある人々はいなくなり、より積極的に感謝の気持ちを持ち、人々の直感力を引き出し、声をまとめていくことがリーダーの役割だと説明しています。リーダーはファシリテーターとして、全員の合意を得ることが重要です。<br>また、適度な緊張感とやる気、達成感を持たせるために、農作業やものづくり、芸術などの活動が有効だと述べています。特に日本では「農」が全ての基礎にあり、農を営むことで未来が見えるようになります。多様化する産業においては「道」という考え方が重要で、道を歩むことで幸せと質的向上を図っていくことができます。<br>新世界のリーダーは「道を示し、道を皆と共に歩む人」であり、ミッション・バリュー・ビジョンよりも、具体的な行動が道になっているかどうかが重要です。藤原氏は、乱世から平和な世の中への軟着陸を導くことがリーダーの重要な仕事になると締めくくりました。