秦谷さんのお宅にお邪魔したら、ベッドの上に黒下着が1枚、ポツンと置いてあった。<br><br>これ罠だよな?<br>ベッドの上に置いておくような代物じゃないし、そもそも俺が来ているというのにそんな不用心な事するか?<br>というか秦谷さん何処に行った?<br>お茶を淹れてくると言ってから20分くらい経ってる気がするが。<br><br>あ、秦谷さん宅に住んでる藤田さんのちびぐるみ。<br>お二人はどう思いますか?<br>「罠だナ」<br>「ワナニ キマッテンダロ!」<br>ですよね。<br>大方俺が欲望のままに反応するところを現行犯で捕えて、それを口実に俺に好き放題する気なのだろう。<br>とすると、それを実現するのに…例えばこの部屋の様子を伺えるように隠しカメラがあるとか?<br>ちび藤田さん、良ければ隠しカメラを探すのに力を貸してくれませんか?<br>「ホーシューハ スイスギンコーニ フリコミダナ」<br>「罠に手を出すつもりが無いなら、カメラ探す必要も無いと思うナ」<br>え、いや。まあ。そうなんですけど、念の為。<br><br>「ゼンブデ 64コモ アッタナ!」<br>「これ見つかるの覚悟で付けてるとしか思えないナ」<br>用意周到すぎるだろ俺の担当アイドル。<br>でもまあ…これで罠に引っかかる様子を発見される事は無くなったはずだ。<br>それじゃあ心置きなく…。<br>はむっ!<br>「ドン引きだナ」<br>「コイツ マジカヨ」<br>ああ、最高だぁ…。<br>「まぁ。そんなに息を荒らげて…何をしているんですか? プロデューサー」<br>!?!?!?!?<br>なっ…何でこのタイミングで秦谷さんが!?<br>隠しカメラは全部外したはずじゃ…。<br>「カメラならずっと、プロデューサーのすぐそばにありましたよ。ほら、藤田さんの洋服の中に…」<br>「あ、ホントだナ」<br>「ゼンゼン キヅカナカッタナ!」<br>嘘だと言ってくれ。マジで。<br>「プロデューサー。わたしとあなた、今からどちらが上で、どちらが下か…もうお分かりですね?」<br>こ、こうなったら…最後の手段! 秦谷さんを実力で分からせる!<br>やってやる、やってやるぞ!<br><br>プロデューサーが負ける様子はpixivに。<br><a href="https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=26677993" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=26677993</a>