「この世では、名前のついているものしか、きちんと認識されない。名前のないものは、見えていても見られず、そこにあっても数えられない。<br> それを可哀想だと思うのは、たぶん私の思い上がりで、認識されないほうが幸福なのかもしれない、とも思うが。 <br>それでも、名前のついていない何かに、強く惹かれてしまうから、名前をつけるという意識だけを、自分の中で続けている、私の自己満ボランティア。」<br><br> ーーーーーーーーーーーーーーーー <br><br>◻︎ 歌 : 初音ミク ◻︎ 音楽・映像 : SHOE <a href="https://Twitter.com/s4oes" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://Twitter.com/s4oes</a><br><br> ーーーーーーーーーーーーーーーー <br><br>言葉が見える季節になった<br>どうやったって伝わらない、仕方ないこと<br>みんなは笑ってた。<br>ように見えた。<br>しばらく忘れてやらないことにしとこ<br><br>淡い線を引くたびに<br>筆跡が育ってく変化を<br>隣で見たい<br>名前をつけてく<br>いのちたちの匂いが<br>鼻を掠めとっていく<br><br>「名前のついていないものの<br>ことを想った、ふと。<br>無尽蔵に与えられたそれを<br>当たり前のように享受してる。<br>まだ誰にも見つからなくて、<br>ほんの小さなもので、<br>そもそも意味などなくて、<br>でも、確かにそこにあるものを。」<br><br>朝露の川沿い、雨上がりのアスファルト<br>街灯に滲む水たまり<br>木陰の真ん中で<br>霜の降り凍りついた帰り道<br>逆光、夕暮れに似合う鳥たちの<br>動きをただ見てた<br><br>どちらの線か<br>分からなくなるまで <br>ぐちゃぐちゃに境目失うまで <br>貴方と歴史を共有していたい <br>読めない文字に頷きながら