— モーリス・ラヴェル《亡き王女のためのパヴァーヌ》
水のような揺らぎ。
触れられない記憶。
途切れながらも続いていく時間。
ラヴェルの《亡き王女のためのパヴァーヌ》を聴くたび、
そんな感覚が、静かに立ち上がってきます。
この作品では、
それらを「説明」するのではなく、
音楽の運動そのものに、言葉をそっと添えることを
目指しました。
歌唱は 双葉湊音。
透明で、わずかに幼さを残す声が、
この旋律の奥にある静かな祈りとよく重なります。
伴奏は原曲ピアノ版から旋律をMuteし、
声部重複を丁寧に回復させた上で再構築しています。
「亡き王女」とは、誰か特定の存在ではなく、
かつて確かにそこにあった
"揺れていた時間"なのかもしれません。
制作過程で生まれ、歌にならなかった言葉たちは、
短編物語集としてアーカイブしています。
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https://kakuyomu.jp/my/works/822139842862604313Joseph Maurice Ravel
Pavane pour une infante défunte
(1899 / M.19)
Vocal: 双葉湊音
Japanese Lyrics, Arrangement & DTM Programming:
© 2026 Felis Silvestris Catus
空から揺らぎ伝う
水面に波が開く
触れずに響く
夢まで降りてく
ただ深く
残る跡消え
なぞる前解け
あの頃の歌聴こえない
目指す場所へと
少しずつずれ
不揃いの音 何故か知る
闇巡り また
空から青が更ける
影落ち重なり合う
水の底へと
境界滲んで
響き合う
古い螺旋が浮かぶ
消えては生まれる 時の果てに
同じ旋律が
何度も揺らいで巡って
僅かに歪みつつ
途切れながらも続く
震えていまだに響いている
生きていたしるし
命が揺れてた証を
残して行くそこへ
声なくひとり聴いた
水凪ぎ静かに消え
揺らぎの名残り
全てはひとつに
夜の底
果たせぬ誓いを
今も
── 次回:二つの声が並んで歌う夜。
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【活動について】
2023年から、ゆっくりですが動画投稿を始めました。
編集は Mac 標準の iMovie を使用しています。
伴奏含め音源はすべて DTM による自作です。
映像は素朴ですが、音楽のほうは頑張っています。
「動画」はあまり動きませんので、音楽を作業用・鑑賞用 BGM として
流していただけたら嬉しいです。(音楽が本体です!)
【音楽について】
音楽のモットーは「バッハから萌え電波ソングまで」。
メロディーやハーモニーを大切にしています。
最近はクラシック曲に日本語歌詞をつけ、
VoiSona の 双葉湊音 ちゃんに歌ってもらっています。
一生懸命歌ってくれているので、ぜひ聴いてあげてください。
普段は音楽コラボアプリ nana で、伴奏投稿を中心に活動しています。
お時間がありましたら、歌や楽器でコラボしに来ていただけると嬉しいです。
【使用ツールなど】
HW: Apple, MOTU, AKG, Shure, Sony など
DAW: Steinberg Cubase Pro
VSTi: NI Komplete Ultimate など
Plugs: Waves Diamond など
NLE: iMovie
【近況】
2024年12月、18年間一緒に暮らしたネコが旅立ちました。
まだ少し、しょんぼりしています。
ニコニコ動画の機能や習慣など、分からないことも未だに多いですが、
いいねや広告をいただけるのは本当に嬉しいです。
少しずつお礼の仕方も覚えていこうと思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。
Felis Silvestris Catus
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