藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2026年3月4日
政治・軍事に絶対はない
要約
藤原直哉氏による2024年3月4日の政治・軍事分析において、「政治軍事に絶対はない」という重要なテーマが論じられました。
藤原氏は、現在の中東情勢について、これが単なる戦争ではなく「トランプの軍事作戦」であると分析しています。トランプ氏が白い帽子(USA、45から47の文字入り)を着用して登場したことを横須賀訪問時と同じ帽子として言及し、これが二重の軍事作戦であることを示唆しました。戦争の定義として、外交で解決できない問題を武力で解決することを挙げ、今回の状況は最初から戦闘でしか解決できない状況であったと説明しています。
シオニストに関する分析では、彼らは戦争をやらない限り自力でやめようとしないため、被害を最小限に抑えながら戦後の未来をどう構築するかが重要であると述べています。裏側では逮捕・排除が進行しており、ネタニヤフについては2022年秋頃にアンマン発の飛行機でミサイル攻撃を受けて死亡したとの情報を共有しました。
国際政治の人物交代について、藤原氏は多くの指導者が入れ替わっていると指摘しています。プリゴジン、イランの前大統領、ハメネイが年末から1月頭にかけてスクアに移動したという情報、さらに驚くべきことに金正男の目撃情報についても言及しました。ロシアや中国などの国々では上層部を殺さずに残しておく傾向があり、プーチンについては現在4人目であるとの情報を共有しています。
軍事技術の優位性について、ロシアとイランが開発した極超音速ミサイルをオランダの大砲に例え、大坂夏の陣との類似性を指摘しました。ロシアが保有する終末型核兵器(核ミサイル、核魚雷)について詳しく説明し、これらの兵器により当分の間ロシアの優位は動かないだろうと分析しています。
中東各国の状況分析では、UAE、クウェート、バーレーン、カタールがイスラエルに乗っ取られた状況を説明し、特にカタールについてはイランとイスラエルの両方に股をかけていた「カタールゲート」について言及しました。一方、オマーンについては昨年5月の連休に訪問した際の印象として、外務省高官による丁寧な対応と観光案内を受けた素晴らしい国であったと評価し、中東で唯一真面目に独立を維持している国として称賛しています。
歴史的教訓として、絶対的依存の危険性を複数の事例で説明しました。ソ連崩壊時の東ドイツ、北朝鮮、キューバの状況、戦前日本の「帝国陸海軍進守不滅」神話、満州における「日本と一体」という考え方、バブル期の「右肩上がり神話」、大蔵省の「大手金融機関は1行たりとも潰さない」発言の翌日に山陽証券が破綻した事例などを挙げています。