『哲学者/思想家は、理性を示そうとした。
将軍/提督は、現実に向き合わなければならなかった。』
Illust:トアケミカゲ 様 /@toake_granite
Guitar:Syuki Yamato 様 /@SYamato_dtm_gt
詞・曲・映像:戦車 /@tankP_Studio
Lyric:
1
師 アダム・スミスはその著書で語る
「神の見えざる手の中」で 経済は動くと
師 カール・マルクスの その遠き理想郷は
紅き指導者の手の下 本質さえ違えた
将 乃木は高地で嘆く 「近代」がもたらす惨状をみて
将 ナポレオンは微笑む 王政は砲声で壊れると
将 ロンメルはただ 砂漠を駆け抜ける
将 ジューコフはただ 凍土を進む
将 山本は 空の未来を見てる
将 ニミッツは 海の先を聴く
理想は空へ 戦火が地を染める
世界は 常にふたつの言葉に 揺れ動いている
「正しさ」とはどこにあるか 「勝利」とは誰を救うか
わからないんだ 僕らは問うた 誰が為の明日だ?と
2
師 クラウゼヴィッツは この言葉を提示する
「まずは戦争とは何か?」と 「政治の一つだ」と
師 ハンナ・アーレントは 法廷で虚無を拭う 「人間たる条件」とは 「世界を閉ざさぬこと」
将 東郷は手を上げる Z旗を下げて終わりを告げる
将 ネルソンは安堵する 血で染まる艦橋に倒れながら
将 ロンメルは その毒薬を飲み干す
将 ジューコフは その瓦礫を登る
将 山本は 空から堕ちていく
将 ニミッツは 「彼」の本を書
思想や主義が 武力で塗り替わる
僕らは 故に ひとつの解さえ 出せないでいる
流したのは涙だけで
条理なく
誰も救えぬ
わかっているんだ
彼等は説いた
平和など来ないと