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オダマキは糸巻のこと。
花の形からその名がついた。
機織り名人の織姫が
年に一度の七夕に
彦星に会える。
だから
逢瀬の小道具として
歌舞伎では、
糸巻が使われ
オダマキの花言葉になった。
そのブロック塀の
上の家には、
高齢のご婦人が住んでいる。
先だったご主人との
想い出の糸を
今年も
オダマキが紡いでいる。
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タイトルのかなの読み
天の原 彦なる夫(つま)へ 紡ぐらむ
道のべに咲く をだまきの糸
訳
天の川の彦星となった夫へ、糸を紡いでるのだろうか
(その家の下の)歩道の端に咲くオダマキは。
*古語では、配偶者は男女ともに”つま”と言います。
*うp主オリジナルの句です。(2026年作)
ーーーみちのべのはなーーー
街の外れ
歩道の片隅
ひっそりと
今年も咲いた
苧環の花
雪に埋もれ
冬を超え
幾とせの
歳月を
此処で過ごして
通り過ぎてゆく
人を見送り
新しく生まれた
命を見守り
一人住まいの
古い家の
ブロック塀の下
七夕の逢瀬に
二人の糸を
紡ぐように
揺れる
紫の糸巻
ひっそりと
今年も咲いた
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