歌詞
「ありのはる」
誰かどこで出会う日と いなす蟻と響く汗
春は先に価値を問う
また明日足はここにあれと言う
蟻とは列成し さざめく色風
ともしてぬる風 頼むは青さで
立ち止まりなめる 砂糖と巣穴と
あそことあそこに のぞいて隙間は
揺れたり飛んだり滑って立ち止まり
のぞき痛みを吸って 春よ成し
乾風通してかたまり拭って
飛んでは跳ねって 言葉噛み潰す
高くて低くて 砂利を握りしめ
宙に撒き散らし 草花ちぎって
おおばこかたばみ跡形も残す
さらりじゃらりとも 困りはするけど
足どけて残す小さなよ 心
潰したかつての小さな孤が跳ね
苦虫の記憶 還ってしまった
目を閉じ トタンをなぞっては仰ぐ
暑くのぼる光る気のない陽
汗と音と濡れたこもる音
傘はなぜか連れて来られなく
遠くに帰れとつつがなく
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