年末年始のあいさつを彩る日本特有の文化「年賀状」。しかし、「企業」が出す年賀状に関しては、そろそろ見直す必要があるかもしれない。
一方で、「個人」の年賀状には「不思議な力」があるのも事実。SNSで何でも済んでしまう時代に、年賀状の必要性を“ありか、なしか”で語るとしたら?
今週の「ありか、なしか!」、テーマは年賀状だ。
特に、「企業の年賀状」に関しては、今の時代、もう必要ないのではないかと思っている。私自身、毎年たくさんの企業から年賀状をいただくが、正直、そこには社長の直筆メッセージがあるわけでもなく、個別の思いが込められているわけでもないものが多くある。その大半は印刷された定型文とイラストのみで、送り手の熱意や気持ちが伝わってこない。
しかも、名刺管理がしっかりできていないせいで、同じ企業から二通三通と重複して送られてくる例も珍しくない。
年賀状をもらった側は、ほとんどが形式的なあいさつで終わってしまい、特別なアクションを起こすわけでもない。
また、はがき一枚あたりおよそ85円のコストがかかる。デザイン料や印刷代も含めれば、企業全体でのコストは相当な額になるだろう。
そう考えると企業の年賀状は、コスト対効果の面から見てもムダとしか言いようがない。もはや、やめるほうが賢明だ。
一方で、個人間の年賀状には、今も一定の価値がある。(続く)
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