2025年2月12日。和歌山県串本町にある民間のロケット発射場スペースポート紀伊で、一般向けの見学ツアーが開催されました。
このツアーは地域活性化をてがけるコンサルティング会社が企画したもので、串本駅と紀伊勝浦駅を発着する全160人分の日帰りツアーは即日完売となり、関心の高さが伺えました。
今回のツアーに参加した、県立串本古座高校の宇宙探究コースで学ぶ生徒さんに同行しました
皆さん宇宙って言ってますけど、授業で習いましたか?
何キロメートル以上を、宇宙って言いますか?
100キロ 正解!
スペースポート紀伊に到着すると発射管制室のある建物前での記念撮影からツアーが始まりました。
高校生達は通常コースに加え、特別に管制室を見学。
打上げは総勢160人、管制はわずか20人程度で行っている事やコンピュータ制御なので、中止ボタンはあるが発射ボタンは無いこと(※1)、3号機に対する意気込み等の説明を受けました。
その後、射場でも記念撮影を行い、ロケットの火炎で炙られた跡が残る煙道の役割やロケット2機分の保管が可能な事などの解説に聞き入っていました。
スペースポート紀伊の発射場の次は2025年4月にオープン予定の展示施設。ソラミルを見学しました。
皆さんの感想を伺いたいのですが、私も入ったことが無いのでどんな感じだったのか。
一番前で顔を伏せたあなた!
映像で見るより迫力がすごかったです。
こちらは4月1日オープンの予定なので、まだ完全な映像は出来上がっていないんですけれどここでロケットの上がる映像を見られたら最高ですよね。
ですが、残念ながら今日は、串本町の紹介画像を皆さんにご覧いただきたいと思います。
8Kシアターの後はさまざまな展示を体験しました
ツアーを主催した会社によりますと、今後も定期的に開催できるよう、関係者と協議を重ねていくとの事です。
いつもご視聴ありがとうございます。ネコビデオです。
これまで、種子島、内之浦、大樹町、バイコヌールと数々のロケット打上げ場に行った経験から、本ツアーに参加した感想ですが…
もし、気になっているのなら…迷わず行け!ということに尽きます。
昨今の世界情勢でバイコヌールには行けなくなってしまいましたしロケットの打上げ場は基本的に打上げの準備が始まると一般人の入場はできません。
規模が違うので直接比較はできませんが、昨年5回の打上があった種子島宇宙センターの見学ツアーでは保安上の理由で発射場は見学ルートから外され、1年以上見学できなかったそうです。
また、内之浦宇宙空間観測所でも、イプシロンロケットの発射場は昨年末に機体が搬入されてからは見学中止となっており打上げが再開されるまでとなると長期に渡り見学できない可能性が高いと思われます。
さらに、スペースワンでは将来的に年間30回の打上を目指しており平均すると12日ごとに打上をする計算になる事から、打上げ延期などスケジュールを考慮すると、将来的に見学の受入れが難しくなる事も予想されます。
自由に撮影できないなどの制約はありますが、発射場を見学したいと言うかたは迷わず参加することをお勧めします。
また、ロケット打上げ場は不便な立地である事が多いですが、今回、公共交通機関で参加できましたので、移動手段が不安なかたにもお勧めです。
では、また打上げ中継でお会いしましょう。
※1 カイロスロケットは飛行中断をロケットに搭載したFTSが行うため、地上の中止ボタンが有効なのは打上げ前まで
ナレーション
VOICEVOX:波音リツ
VOICEVOX:WhiteCUL