「大卒や院卒の肩書には意味があるの?」誰もが大学へ進学できるようになった今、そんな声が聞こえてくる。
「実力があれば学歴は関係ない」という風潮もある。もちろん、学歴偏重はダメだが、学歴を無視するのはもっとおかしい。
日本が陥りがちな「学歴軽視」の落とし穴と、グローバルな視点から見た“学歴の本当の意味”を取り上げてみよう。 今週のテーマは、「大卒って本当に意味があるのか? 大卒は就職で本当に有利なのか?」というテーマについてだ。
◆「大卒って意味あるの?」「大卒は就職で本当に有利?」 大学に "誰でも進学できる時代"に突入 キャリア形成から考えた就活のあり方
https://toyokeizai.net/articles/-/866892 特に「誰でも進学できる時代」と呼ばれる現代において、このような問いがよく聞かれるようになった。
結論から言うと、私は21世紀の今だからこそ、大卒や院卒(大学院卒)には確かな価値があると思っている。
日本の企業では、1980年代から90年代あたりにかけて、「学歴偏重はよくない」という風潮が高まった。
例えば「大学名を見ない採用をする」とか、役員の経歴を紹介するページでも「どこの大学を出たのか書かない」といった動きが広がっていったのだ。
たしかに、学歴だけですべてを判断してしまうのは問題がある。偏った採用基準は多様性を損なうかもしれない。しかしながら、そもそも大学名や学位を完全に隠してしまうのはおかしいと思う。(続く)
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