(裕子)裕子は、「生物学」って、牧野富太郎博士が植物を綺麗にスケッチする、のどかな世界かなあと思ってたけど、大違いなのね。 (私)そうや、「生物学」は「生命科学」って言う方が正しいかもしれない。単なる分類の世界じゃあなくて、生命とは何か、生命はどのように発生するのか、生命はどのように造られていくのか、生命はどのように種を増やし維持していくのか、と言うことを解明していく科学だから、いろんな知識と発想が必要なんだ。だから、「生化学」、「分子生物学」、「DNA遺伝子学」、「発生学」、「免疫学」、「細胞学」、「ウイルス学」、「微生物学」、「再生学」、「進化論」などの基礎をしっかり勉強しておかなといとだめだ。 (裕子)いいわ、しっかり勉強するわ。2重ラセンだの、オペロン説だの」、子供のころから興味を持ってたわ。 (私)今日の裕子は反抗期なのにエライ素直なんだな。子供の時って、今でも子供じゃあないか。