「裕子は昨日、2007年代の日本の渋谷にある『笑っていいとも』て言うお昼のバラエティー番組の収録を見に行ったの。タモリさんが司会するあれね。おひ〜る休みはうきうきウォッチング〜てやつ。番組の中にテレフォンショッキング,てのがあって,ゲストがチェーンリレーされるの。今日は春香さんて人が出てたわ。スッゴクスタイルいいのね。トーキングの終わりに近いところで,ゲストが観客100人に質問して,ただ一人だけその条件どおりの人がいたら大当たり,ていうゲームがあるの。当たるとそのゲストはタモリ人形の付いた携帯ストラップをもらえるんだって。春香さんはこんな質問をしたわ。“この中で股下長が90cm以上の人?”て。裕子は自分で測ったこと無いけど,テニスのネットを跨げたことを思い出したので,“YES"のボタンを押したわけ。そしたら何と!一人だけだった。春香さんはちょっと複雑な気持ちだったのかな。その人に名乗り出てもらいたい,て言うのよ。タモリさんも,“これはスポーツ競技にも似た,結構重大な問題だから検証してみる必要がある。”って言うの。観客の皆もはやし立てだして,凄い熱気になってきて,裕子,失敗したなって思ったわ。そして,低い目の上半身をますます縮めて目立たないように小さくなっていたの。 すると,隣に座っていた30代の女性が,“きっとこの人よ!こんな脚の長い人見たこと無いもん!”って叫んで立ち上がったの。体を小さくする分ますます脚が目立っちゃったのね。 「そしたら,スタッフの人たちがやってきて,“生録なんで時間がないんだからさっさと立って協力してください。”て怒られちゃった。裕子観念して立ち上がったわ。すると結構背が高いのが意外だったのか,一瞬みんなどよめいたの。殆どのスタッフのお兄さんたちを見下ろしたわ。そして,ステージへ連れて行かれて,先ずタモリさんと対面したの。小柄な方だとは思っていたけど,ほんとにお小さいのね。タモリさんは“立派に育った脚ですね〜”なんて言って,太腿に触ろうとするのよ。裕子が大きく後ずさりすると,タモリさんは気を取り直して,早速春香さんを呼んで,私と並ばせたの。春香さんは流石に見ごたえのある方で,目の高さが裕子よりかなり上にあったわ。でも良く見ると10cmヒールを履いていたの。春香さんはチャンピョンボクサーが駆け出しの挑戦者を睥睨するような目をしてたわ。